数秒または数分で取引が完結してしまう「スキャルピング」をしたい方は、ぜひ海外FXで挑戦してみましょう。
大きなレバレッジをかけることで、たとえ短時間でもハイリターンを狙うことができます!ただし、正しいやり方や取引ルールを知っておかないと、出金拒否や口座凍結などの罰則を科せられてしまうかもしれません。
そこで今回は、スキャルピングを認めている海外FX業者の中から、おすすめの口座や取引手法、取引ルールまでを詳しくご紹介します!スキャルピングに興味のある方は、ぜひ最後までご覧ください。
海外FXでスキャルピングに最適な口座一覧
海外FX業者 | 口座タイプ |
---|---|
ThreeTrader | Rawゼロ口座 |
Exness | プロ口座 |
AXIORY | ナノ・テラ口座 |
XMTrading | KIWAMI極口座 |
TitanFX | ブレード口座 |
Axi | エリート口座 |
TradeView | ILC口座 |
海外FXでスキャルピングに最適な口座をおすすめ順で上の表にまとめました。
上記の口座はどれもスキャルピングに最適です。ただし、業者や口座タイプによっては、スプレッドやレバレッジなどの取引条件はもちろん、約定力などの使いやすさも変わってきます。
この記事を通して、ご自身の都合や取引スタイルに合った口座を探してみてください!
スキャルピングに関するFAQ
海外FXにおけるスキャルピングのメリット
海外FXでスキャルピングをすることのメリットとして、以下の3点をご紹介します。
- レバレッジを活用したスキャルピングができる
- ゼロカットシステムがあるから恐れず挑戦できる
- ボーナスを活用したスキャルピングができる
では、1つずつ確認していきましょう。
レバレッジを活用したスキャルピングができる
まず、「レバレッジを活用したスキャルピングができる」という点について確認しておきましょう。
海外FXでは、国内FXとは比べ物にならないほど大きなレバレッジ(400倍~21億倍)をかけて取引できる環境が整っています。また、現状は多くの海外FX業者がスキャルピングを認めています。
つまり、ハイレバレッジとスキャルピングを組み合わせることで、超短時間でハイリターンを狙うことができるのです!
ゼロカットシステムがあるから恐れず挑戦できる
次に、「ゼロカットシステムがあるから恐れず挑戦できる」という点について説明します。
海外FXでは、ゼロカットシステムが採用されています。そのため、国内FXのように追加証拠金の支払いに追われる心配は要りません。
市場の急な価格変動によって口座残高がマイナスになった際、そのマイナス分を業者が負担し、利用者の負担額を最大でも入金額までに抑えてくれるシステムのこと。
この仕組みがあれば、市場の急な価格変動に巻き込まれてしまったとしても、損失を入金額までに抑えることができるのです。
ボーナスを活用したスキャルピングができる
続いて、「ボーナスを活用したスキャルピングができる」という点について説明します。
一部の海外FX業者では、口座開設や入金などのタイミングで大量のボーナスを受け取ることができます。
これらのボーナスは、証拠金としても利用可能です。そのため、自己資金を使わずとも証拠金を増やし、より大きなロット数かつハイレバレッジでスキャルピングをすることができます。
海外FXでスキャルピング用の口座を選ぶコツ
海外FXでスキャルピング用の口座を選ぶコツをご紹介します。
口座選びに迷ったら、以下の7つの項目を参考にしてみてください。
- スキャルピングが公認されている
- 低スプレッドかつ取引手数料が安い
- ECN方式で約定力が高い
- スリッページの噂がない
- 最大レバレッジが大きい
- ロスカットの心配が少ない
- ストップレベルがほぼない
では、1つずつ確認していきましょう。
スキャルピングが公認されている
まず、「スキャルピングが公認されている」かどうかを確認しておきましょう。
大半の海外FX業者がスキャルピングを公認していますが、一部ではスキャルピングを禁止としている業者もいます。
中でも、iFOREX(アイフォレックス)はスキャルピングを禁止していることで有名です。
これ以外の海外FX業者であれば、大抵はスキャルピングが公認されています。ただし、日本での経営実績が少ない業者などを利用する場合は、あらかじめ利用規約を確認しておく必要があるでしょう。
低スプレッドかつ取引手数料が安い
次に、「低スプレッドかつ取引手数料が安い」ことを確認しておきましょう。
スキャルピングトレーダーの方にとって最も気になる点といえば、スキャルピングと取引手数料だと思います。
ポジションの保有時間が短いスキャルピングでは、繰り返し取引を行う分、スプレッドが広いと大きく損をしてしまうかもしれません。
また、低スプレッドの口座を選んだものの、高額の取引手数料によって損をすることも考えられます。そのため、スプレッドと取引手数料の両方を考慮し、なるべく取引コストの少ない口座を選ぶよう、心がけてください。
ECN方式で約定力が高い
注文方式 | 約定力 | スキャルピングの可否 |
---|---|---|
DD方式 | 低い | ほぼ不可 |
STP方式 | 高い | ほぼ可 |
ECN方式 | 非常に高い | ほぼ可 |
続いて、「ECN方式で約定力が高い」ことを確認しておきましょう。
海外FXでは、注文方式として「DD方式」「STP方式」「ECN方式」が採用されています。中でも、約定力が高いことで有名なのは「ECN方式」です。
ECN方式では、顧客の注文が自動的にインターバンク市場へ流れるため、約定拒否の心配は一切要りません。
業者を経由する必要のある「DD方式」とは異なり、「ECN方式」ではスキャルピングも認められやすいです。
スリッページの噂がない
続いて、「スリッページの噂がない」ことを確認しておきましょう。
注文時のレートと成立時のレートがずれてしまう現象のこと。「注文がすべる」とも言われる。
スリッページは約定の質に大きく影響します。利益が無駄になってしまうのは非常に勿体ないので、なるべくスリッページは避けたいところです。
スリッページが起きにくい口座は、先ほど紹介したECN方式やSTP方式を採用している海外FX業者の口座です。
注文時に業者の経由が必要なDD方式以外であれば、価格操作やスリッページが起きることはほぼないでしょう。
最大レバレッジが大きい
続いて、「最大レバレッジが大きい」ことを確認しておきましょう。
1~10pipsの間で取引を行うスキャルピングでハイリターンを狙うには、なるべく大きなロット数が必要です。
また、大きなロット数で取引するためには、それなりに大きなレバレッジをかけなければなりません。
スキャルピングでハイリターンを狙いたい方は、なるべく最大レバレッジが大きい口座を開設し、ロット数を大胆に引き上げてみましょう!
ロスカットの心配が少ない
続いて、「ロスカットの心配が少ない」ことを確認しておきましょう。
ある一定の証拠金維持率を切った場合に、損失額の大きいポジションから自動的に決済が行われてしまうこと。この時に基準となる証拠金維持率を「ロスカット水準」と呼ぶ。
仮に、ロスカット水準が20%の場合、証拠金維持率が20%を切った時点で損失額の大きいポジションから自動決済が始まる。
ロスカット水準が低ければ低いほど、含み損への耐久性は増していきます。含み損に耐えて復活することができれば、そこから逆転する可能性も十分にあり得ます。
ロスカット水準0%という業者も海外FXには多くいるので、ハイレバでスキャルピングをしたい方はぜひ参考にしてみてください。
ストップレベルがほぼない
続いて、「ストップレベルがほぼない」ことを確認しておきましょう。
指値・逆指値注文と現在のレートとの価格差のうち、最低限離さなければならない値幅のこと。
本来、1~3pipsといった狭い値幅で取引したいスキャルピングトレーダーにとって、ストップレベルは非常に厄介な存在です。
ストップレベルが広ければ広いほど、利益確定や損切りも難しくなり、スキャルピングの効率も下がってしまいます。
スキャルピング向きの口座の中には、ストップレベルがゼロのものもあります。なるべくストップレベルがない口座を選ぶように心がけましょう。
海外FXでスキャルピングに最適な口座ランキング
ここからは、スキャルピングに最適な口座をランキング形式でご紹介します!
海外FX業者 | 口座タイプ |
---|---|
ThreeTrader | Rawゼロ口座 |
Exness | プロ口座 |
AXIORY | ナノ・テラ口座 |
XMTrading | KIWAMI極口座 |
TitanFX | ブレード口座 |
Axi | エリート口座 |
TradeView | ILC口座 |
では、1つずつ見ていきましょう!
第1位:ThreeTrader「Rawゼロ口座」
最小スプレッド | 0.0pips |
1ロットあたりの取引手数料 | 往復4ドル |
最大レバレッジ | 500倍 |
ロスカット水準 | 20% |
ストップレベル | ゼロ |
海外FXでスキャルピングに最適な口座ランキングの第1位は、ThreeTraderの「Rawゼロ口座」です。
ThreeTraderとは、業界トップの低スプレッドが特徴の海外FX業者です。他社に比べ、最大レバレッジは控えめな印象ですが、取引手数料は業界内トップの安さで、ストップレベルもありません。
利用者からは絶賛の声が多く寄せられるなど、スキャルピングトレーダーには大人気の海外FX業者です。
海外FXでスキャルピングをしたい方は、ぜひThreeTraderで口座を開設してみましょう。
第2位:Exness「プロ口座」
最小スプレッド | 0.1pips |
1ロットあたりの取引手数料 | なし |
最大レバレッジ | 実質無制限 |
ロスカット水準 | 0% |
ストップレベル | ゼロ |
海外FXでスキャルピングに最適な口座ランキングの第2位は、Exnessの「プロ口座」です。
Exnessのプロ口座は、業界内でもトップクラスの低スプレッドに加え、実質無制限のレバレッジと無料の取引手数料、ロスカット水準0%という好条件を取り揃えています。
仮に、10万円の証拠金で100ロットのポジションを保有した場合、証拠金維持率が0になるまで取引が可能です。利用者の中には、10万円の証拠金で500万円を稼いだ人もいました。
この口座なら、短時間で夢のようなハイリターンを手にすることができるでしょう!
第3位:AXIORY「ナノ・テラ口座」
最小スプレッド | 0.2pips |
1ロットあたりの取引手数料 | 往復6ドル |
最大レバレッジ | 400倍 |
ロスカット水準 | 20% |
ストップレベル | ゼロ |
海外FXでスキャルピングに最適な口座ランキングの第3位は、AXIORYの「ナノ・テラ口座」です。
2011年から続く老舗海外FX業者のAXIORYは、日本人をはじめ多くのスキャルピングトレーダーたちに長年愛されてきました。安全性・信頼性の高さはもちろんのこと、入出金の対応も素早いことで有名です。
今回ご紹介している「ナノ口座」はMT4に、「テラ口座」はMT5に対応しているため、使い慣れた取引ツールでスキャルピングができるのも嬉しいポイントと言えるでしょう。
安全性を重視するスキャルピングトレーダーの方は、ぜひAXIORYで口座を開設してみてください。
第4位:XMTrading「KIWAMI極口座」
最小スプレッド | 0.6pips |
1ロットあたりの取引手数料 | なし |
最大レバレッジ | 1,000倍 |
ロスカット水準 | 20% |
ストップレベル | ゼロ |
海外FXでスキャルピングに最適な口座ランキングの第4位は、XMTradingの「KIWAMI極口座」です。
XMは、海外FXの中でも人気・知名度ともに高い業者として有名です。そんなXMから、ついにスキャルピング向きの新しい口座タイプ、「KIWAMI極口座」が登場しました。
他社に比べてスプレッドはやや広めですが、取引手数料は無料かつ最大レバレッジは1,000倍なので、多くのスキャルピングトレーダーから注目を集めています。
人気の業者だけに安全性はピカイチです。これを機に、ぜひKIWAMI極口座を開設してみてください!
第5位:TitanFX「ブレード口座」
最小スプレッド | 0.0pips |
1ロットあたりの取引手数料 | 往復7ドル |
最大レバレッジ | 500倍 |
ロスカット水準 | 20% |
ストップレベル | ゼロ |
海外FXでスキャルピングに最適な口座ランキングの第5位は、TitanFXの「ブレード口座」です。
ブレード口座を提供するTitanFXは、プロ級の約定力の高さと低スプレッドが売りの業者です。
スキャルピングトレーダーからは、CFD銘柄の取引が好評となっています。特に評判の高いゴールド(金・GOLD)は、業界最狭の平均2.1pipsで取引が可能です。
為替通貨ペアのみならず、CFD銘柄も取引したいという方は、ぜひブレード口座を開設してみましょう。
第6位:Axi「エリート口座」
最小スプレッド | 0.0pips |
1ロットあたりの取引手数料 | 往復3.5ドル |
最大レバレッジ | 1,000倍 |
ロスカット水準 | 20% |
ストップレベル | ゼロ |
海外FXでスキャルピングに最適な口座ランキングの第6位は、Axiの「エリート口座」です。
世界100カ国以上、6万人以上の利用者を抱えるAxiは、2022年から日本に進出し始めたことで話題になりました。低スプレッドと最大1,000倍のレバレッジという武器に加え、入出金の素早さに好評の声が相次いでいます。
そんなAxiが提供している口座タイプのうち、エリート口座の取引手数料は業界でも最安で、スキャルピングに大変有利なのが特徴です。
ただし、累計25,000ドルの最低入金額が必要です。FXにお金をかけられる人は、ぜひAxiでスキャルピングに挑戦してみてください!
第7位:TradeView「ILC口座」
最小スプレッド | 0.0pips |
1ロットあたりの取引手数料 | 往復4ドル |
最大レバレッジ | 200倍 |
ロスカット水準 | 100% |
ストップレベル | ゼロ |
海外FXでスキャルピングに最適な口座ランキングの第7位は、TradeViewの「ILC口座」です。
ニューヨーク・マンハッタンで生まれた証券会社のTradeViewは、ケイマン諸島の金融ライセンスを保有してFX事業を展開しています。
そんなTradeViewが提供しているILC口座は、業界内でもトップの低スプレッドと取引手数料が魅力です。
最大レバレッジが控えめで、ロスカットの危険性も高いという欠点はありますが、証拠金に余裕がある方はこの機会に開設してみましょう!
海外FXのスキャルピングにおける禁止行為
大抵の海外FX業者で認められているスキャルピングですが、時には注意が必要です。
以下に該当するスキャルピングは、多くの業者で禁止されています。禁止行為が発覚した場合、たとえ意図的でなかったとしても、口座凍結などの罰則が科せられてしまうので、よく注意しましょう。
- 複数の口座または複数の業者をまたいだ両建てスキャルピング
- アービトラージ(裁定取引)
- 窓開けのみを狙ったスキャルピング
- 経済指標発表の前後を狙ったスキャルピング
では、1つずつ確認していきます!
複数の口座または複数の業者をまたいだ両建てスキャルピング
まず、「複数の口座または複数の業者をまたいだ両建てスキャルピング」について確認していきましょう。
多くの海外FX業者で禁止されている両建てスキャルピング取引は以下の通りです。
- 同一口座でA口座とB口座という2つの口座を開設している場合、それぞれでドル円のロング・ショートポジションを保有すること(=複数の口座をまたいだ両建て取引)
- 複数の業者でそれぞれ口座を開設し、それぞれでドル円のロング・ショートポジションを保有すること(=複数の業者をまたいだ両建て取引)
ゼロカットシステムが採用されている海外FXでは、どちらかで確実に利益を出せる上記のような両建て取引を禁止しています。
これらの禁止行為が発覚した場合、ゼロカットシステムを悪用したとみなされ、出金拒否や利益没収、さらには口座凍結などの罰則が科せられるでしょう。
ちなみに、これらの両建て取引を禁止していない業者として、ExnessやAXIORYなどが挙げられますが、やりすぎには注意が必要です。
アービトラージ(裁定取引)
次に、「アービトラージ(裁定取引)」を確認しておきましょう。
2つの通貨の価格差を利用して稼ぐ方法。主に、複数業者間のレート配信の時間差を利用して利益を得る。
アービトラージは、通貨の価格差を利用した取引手法です。稼ぎは決して多くないものの、確実性は非常に高いため、多くの海外FX業者が禁止行為としています。
上記で紹介した、レート配信の時間差を利用した方法以外にも、スワップポイントを使ったスワップアービトラージや、3つの通貨ペアの価格差を利用したトライアングルアービトラージなど、手法は様々です。
これらの取引手法は禁止行為として罰則の対象となります。取引の際には注意しましょう。
窓開けのみを狙ったスキャルピング
続いて、「窓開けのみを狙ったスキャルピング」を確認しておきましょう。
金曜日の終値から少しずれた始値で月曜日の取引が始まること。
為替市場の閉場は土曜日の朝、開場は月曜日の早朝です。通常、金曜の終値と月曜の始値は同じですが、市場が閉まっている土日や年末年始の間に、何かしらのビッグイベントや重大事件が発生した場合、始値と終値が少しずれてしまうため、月曜早朝の取引には注意が必要です。
こうしたずれを「窓開け」と呼びますが、明らかにこのタイミングを狙った取引やスキャルピングは、禁止行為とみなされてしまいます。
ただし、「窓開けのみ」を狙った取引を極端に行わなければ、口座凍結などの罰則が科せられることはないでしょう。節度のある取引を心がけてください。
経済指標発表の前後を狙ったスキャルピング
続いて、「経済指標発表の前後を狙ったスキャルピング」を確認しておきましょう。
大きな価格変動が見込まれる経済指標発表の前後にスキャルピングをすると、場合によっては禁止行為とみなされ、罰則が科せられてしまいます。
海外FX業者は、ゼロカットシステムを悪用されやすい時間帯として、経済指標発表の前後を非常に警戒しています。
あくまで、このタイミングを狙った取引のみが罰則の対象なので、通常通りの取引はもちろん可能です。ただし、変に疑われてしまうような取引は避けた方が良いでしょう。
海外FXでおすすめのスキャルピング手法
海外FXでおすすめのスキャルピング手法をご紹介します。
- キリ番のみを狙ったスキャルピング
- 取引のコツ
では、1つずつ確認していきましょう。
キリ番のみを狙ったスキャルピング
今回ご紹介するスキャルピング手法は「キリ番のみを狙う」方法です。キリ番を意識すれば、世界中のトレーダーたちと互角に取引できるでしょう。
ちなみに、キリ番は切りのいいレートのことで、ドル円でいう「.000」「.500」といった50pipsごとのラインを指します。
キリ番は、押し目を作って反発させるサポートラインや、相場の反転を助けるレジスタンスラインとしての役割を果たしています。
キリ番を狙ったスキャルピングは非常に分かりやすいので、初心者の方にもおすすめの手法です。
スキャルピング取引のコツ
- 海外(主にヨーロッパやニューヨーク)での取引時間におけるキリ番付近のレートの動きをチェックする
- 日足レベルのトレンドを分析し、キリ番付近で押し目買いまたは戻し売りを行う
- キリ番通過後に反発する可能性を考慮し、損切りのタイミングに注意する
キリ番を狙ってスキャルピングをしたい方は、ぜひ上記3点のコツを頭の片隅に置いておきましょう。
世界中のトレーダーが気にかけている「キリ番」を使って取引できるようになれば、さらにFXを楽しめるでしょう。
キリ番付近のレートの動きに目を光らせて、ご自身に合ったスキャルピング手法を研究してみてください。
海外FXでスキャルピングをする際の注意点
海外FXでスキャルピングをしたい方は、以下に挙げる4つの注意点に目を通しておきましょう。
- スキャルピング禁止の業者もいる
- 国内FXよりも取引コストがかかる
- 通貨ペアによってはスプレッドが広い
- EAを利用したスキャルピングも可能
では、1つずつ確認していきましょう。
スキャルピング禁止の業者もいる
まず、「業者ごとのスキャルピングに関する取引ルール」に注意してください。
多くの海外FX業者がスキャルピングを認めている中、iFOREXなどの業者はスキャルピングを禁止しています。
実際、iFOREXの利用規約には、「スキャルピングを不正行為とみなす」との趣旨の記載がありました。
よって、iFOREXではスキャルピングをすることができません。
取引ルールは業者ごとに異なります。スキャルピングが公認されているのかどうか、あらかじめ業者の利用規約を確認した上で、取引を始めましょう。
国内FXよりも取引コストがかかる
続いて、国内FXと海外FXの取引コストの違いに注意してください。
海外FXには低スプレッドの口座が多い印象です。しかし、表記されているスプレッドには外付けの取引手数料が含まれていないことも多く、実際の取引コストはそれなりにかかってしまうのが現状です。
そのため、国内FXよりも海外FXの方がより多くの取引コストを取られてしまうでしょう。
ただし、取引コストが高いからといって、海外FXが国内FXに劣るとは考えられません。ハイレバレッジやゼロカットシステムなど、国内FXではありえない条件で取引できるのは、海外FXの大きな魅力です。
これらのサービスを維持するため、海外FX業者は取引コストを高めに設定しています。業者側の事情も理解した上で、改めて国内FXと比較し、検討してみてください。
通貨ペアによってはスプレッドが広い
続いて、通貨ペアごとのスプレッドに注意しましょう。
主要な通貨ペアに比べ、マイナーな通貨ペアではスプレッドが広がりやすい傾向にあります。その理由は、市場に参入する人が少なく、価格変動や注文の約定が起きにくいからです。
スプレッドを極力狭めたい方は、マイナーな通貨ペアでの取引を避け、なるべく主要な通貨ペアでスキャルピングするよう、心がけてください。
EAを利用したスキャルピングも可能
続いて、EAを利用したスキャルピングに注意しましょう。
スキャルピングを公認している海外FX業者では、EAを使った取引も可能です。EAは自動で取引を進めてくれるシステムなので、忙しい時間帯でもスキャルピングを楽しむことができます。
ただし、禁止の両建て取引などに該当しないよう、EAの稼働前には慎重な設定が必要です。
海外FXのスキャルピングに関するFAQ
海外FXのスキャルピング【まとめ】
今回の記事では、海外FXでスキャルピングをする際の注意点やおすすめの口座、口座選びのコツ、おすすめの取引手法などをご紹介しました。
口座開設前にはまず、その海外FX業者でスキャルピングが公認されているかどうかを確かめましょう。
なお、「低スプレッドで取引手数料が安い」ことや「ECN方式を採用している」こと、さらに「ハイレバレッジでの取引ができる」ことなどは、スキャルピングに必須の条件です。
特に、低スプレッドと取引手数料の安さは、スキャルピングの質を左右する大事な取引条件なので、妥協するのは厳禁です。
今回の記事でご紹介した7つの口座を再掲しておきます。スキャルピングに挑戦したい方は、ぜひ以下の中から選んで取引を始めてみましょう。
海外FX業者 | 口座タイプ |
---|---|
ThreeTrader | Rawゼロ口座 |
Exness | プロ口座 |
AXIORY | ナノ・テラ口座 |
XMTrading | KIWAMI極口座 |
TitanFX | ブレード口座 |
Axi | エリート口座 |
TradeView | ILC口座 |